特徴

多摩川は、山梨県の笠取山(標高1,953m)を水源とし、東京湾に注ぐ全長138kmの一級河川です。

一級河川の中では、勾配が急な河川で、昔から「あばれ川」として知られていました。

※「一級河川」とは、国土保全上又は国民経済上特に重要な水系で政令で指定されたもののうち国の管理を行う必要がある河川をさします。

[参照:国土交通省-多摩川

上流

渓谷美に富んだ清流

多摩川の上流部には、「渓谷美」が広がっています。

白波を立てる瀬(流れの早いところ)や、青い淵(流れの水がよどんで深くなった所)、夏の新緑、秋には紅葉などの色のコントラストを楽しむことができます。

また、橋からの景観や、豪快に流れ落ちる滝など、絶景が広がっています。

渓谷巡りや山歩きの場など、自然にふれる散策は人気です。

多摩川上流部には、「御岳渓谷」や「秋川渓谷」だけでなく、1万本以上の桜が植えらている「奥多摩湖」など様々なスポットがあります。

[関連:(TRM)多摩川八景

 

下流

緩やかな流れと安らぎの絶景

多摩川の中下流部は緩やかな流れとなっており、広大な河川敷としてスポーツ・レクリエーション等、幅広く地域住民に利用されています。

親しめる豊かな自然は、安らぎの場です。